マリアが大好き
久しぶりに森茉莉の本を手に取る機会がありました
友人が最近森茉莉の本を読み始めて
何かの話の序でに出た時 私も実は大好きで
高校生の頃 耽溺したので 古い単行本を持っていました
その話をすると 彼女は古い私の本が読みたいという事になり
数冊貸すことになり 本箱を探す事になったのです

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単行本は殆ど1968~1970に買ったものです
唯 「甘い蜜の部屋」は1975年に発行なので別ですが
本当はこの他に彼女の初作品になる「父の帽子」もあるはずですが
こちらは中学生の時に読んだ作品で 大事にとっておいたはずですが
ちょっと物置の他の本の中に埋もれてしまっているのか。。。

そんなこんなで 今日は 大好きな森茉莉さんについて 
あれこれと語りたいと思います 多分長くなりそうなので
まあ適当にスルーして下さいね(爆)

森茉莉さんは言わずと知れた 文豪森鴎外の愛娘さん
1903年(明治36年)に東京の本郷で 鴎外の長女として誕生
父親の愛情を独り占めして育った超ファザコンのお嬢様です

小学校で 担任と衝突して転校している我儘お嬢様です
お嬢様として生まれるべくして生まれ
我儘っ子として育つべくして育ったのですから仕方ありません

1987年6月6日に 世田谷のアパートででひっそりと亡くなるまで
彼女は 本当に自分の好きな様に生きた人だと思うのです
死因は心臓発作 死後2日経っていました 
誰にも看取られず 1人で死を迎えた森茉莉ですが
死ぬまでずっと我儘お嬢様を貫いた人なのですから
それも仕方ないでしょう 
電話に手を伸ばしたままの遺体は 苦しいと思い
助けを求めたけれど 死がほんの数瞬の間に訪れ
彼女はそんなには苦しまずに逝けた事をあらわしている
ように思われて少し慰められます

昼も夜も関係なく 目覚めた時が朝であり ベットの上で
彼女の美意識に叶った器で 好きなお茶を飲み 
原稿用紙に文字を書き テレビを見ながらうつらうつらして
また目覚めて 大好きなチョコレェトを食べて原稿用紙に向かう
そんなトンデモナイ自分時間で生きていた森茉莉では
誰かと一緒に暮らす事など出来ない
だったら 孤独な死を迎える事になっても
その一瞬前まで 幸せな自分の世界で生きれたら
なんとも天晴れな 森茉莉流の幸福な逝き方というものです
「我が道を行く」という生き方を全うした人だったと思います
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【2008/08/10 21:40 】
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砂漠を走る少女
先日「母たちの村」について記事を載せた時に
何時も真摯な意見で思い切り考えさせられるブログのぐりさんに
ワリス・ディリーの本を薦められて 早速「砂漠の女ディリー」を
Amazonで取り寄せて読んでみました

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ワリス・ディリー 著 /武者圭子 訳 草思社 1999

とても読み易い文体で スラスラと読めたのですが
書いてある内容には 胸を衝かれました。。。

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【2007/03/04 22:12 】
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