「ココ・シャネル」を見て
『ココ・シャネル』
COCO CHANEL


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監督 クリスチャン・デュゲイ
出演  シャーリー・マクレーン、バーボラ・ボブローヴァ、
マルコム・マクダウェル、オリヴァー・シトリュック
2008年アメリカ・イタリア・フランス合作映画 2時間18分
公式サイトはこちら

1954年、パリ。70歳ココ・シャネル(シャーリー・マクレーン)の
15年ぶりのコレクションは、大勢の著名人やマスコミの注目を
集めながら失敗に終わった。
ビジネス・パートナーのマルク・ボウシエ(マルコム・マクダウェル)は
大損害に頭を痛めるが、ココは「失望は何度も味わっているわ」と、
少女時代からデザイナーとしての成功するまでを回想する――。
そこには最愛の恋人との思い出もひめられていた。。。
ファッション界に革命をもたらした世界的なデザイナー、ココ・シャネル
数々の伝説に彩られた彼女の人生の真実を 豪華キャストで
感動的に描く。(パンフレット解説より)

シャネル創業100周年にあたる2009年
今年から来年にかけて シャネル映画の公開ラッシュです

・2009年8月より全国公開中の「ココ・シャネル」
 (シャーリー・マクレーン主演)
・2009年公開の「ココ・アヴァン・シャネル」
 (オドレイ・トトゥ主演 ココ・シャネルの若き日を描いた伝記映画 
9月18日より全国公開)
・2010年公開の「ココ・シャネル&イーゴル・ストラヴィンスキー」
 (シャネルの顔となったモデル、アナ・ムグラリがココを演じ
衣装デザインをカール・ラガーフェルドが担当したシャネル公認の作品 
第62回カンヌ国際映画祭のクロージング作品)

9月2日から6日までの 「あいち国際女性映画祭」期間中は
何処の映画館も女性は1000円だったのです 9月5日の昼間に
中華迷仲間さんと1000円なら良いかと軽い気持ちで見てきました
「ココ・シャネル」 私は大好きな映画でした
何と言ってもシャーリー・マクレーンの貫禄ある演技
本当に素晴らしかったです この映画の一番の魅力です

シャネルブランドは世界的に有名ですが ココ・シャネルの
生い立ちや生き方は 実は私は何も知りませんでした

幼くして母を亡くしたココ…本名ガブリエルは 父親に捨てられ
妹と共に孤児院で暮らしていました
18歳になると 裁縫が得意なガブリエルは妹を修道院に残し 
ムーランの洋裁店で働き自立した女性を目指します

でも 運命的に出会った将校エチエンヌ(サガモア・ステヴナン)と
恋をして 彼の領地の屋敷で暮らす道を選ぶのです
ある時 カフェで素敵な歌声を披露して その魅力的名な歌の題で
『ココ』という愛称が生まれるます
夢のような贅沢な生活を送るガブリエルの前に 
エチエンヌの親友ボーイ・カペル(オリヴァー・シトリュック )が
訪れ 「仕事が生きがい」というのです

ボーイに刺激され ガブリエルは帽子を作り始めます
自作の麦わら帽子を被り 社交場に出かけると
保守的な人々の失笑を買いますが 若い貴婦人達の目を奪うのです

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そして エチエンヌに結婚の意志は無く 愛人として生きる屈辱に
打ちのめされ 身分違いの恋を思い知らされるガブリエルは
心破れパリに戻り アパルトマンで帽子屋を開くのです

しかし 上手くいかず今日にも追い出されるというその時にボーイと再会し
彼の助けで 共同経営の帽子屋を もっと立地の良い場所で始めます

そして様々な失敗や迫害もありますが 一歩一歩デザイナーとしての地位を
気付いていくのです 
類まれな才能で 見る見るうちに作り手としての
才能を花咲かせていくガブリエル
そんな彼女に 長い間愛情を育み そして信頼関係を結んできたボーイは
ついにプロポーズするのです
でも そのときの彼女は エチエンヌに傷つけられた自尊心と 
ようやく起動に乗りかけた仕事への情熱から断ってしまうのです
『私が自立してからね』
もう少し待ってて 貴方にふさわしい対等な立場の女になるまで
ボーイの愛を信じ そんな気持ちのガブリエルでしたが

傷心のボーイは 音信を絶ってしまうのです
後悔に苛まれ仕事にも身が入らないガブリエルは
ノルマンディにある観光地 ドーヴィルへ気分転換に出かけます 

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追いかけてきてくれたボーイと永遠の愛を確かめあうのでした
しかし 第一次世界大戦が始まりボーイは戦場に
ガブリエルは 危険なパリを離れ ドーヴィルに店を出すのです
ここで シャネルのキーアイテムであるジャージー・ドレスが生まれ
その気安さと安さが 疎開してきたマダム達に受け入れられるのです

戦争が終わると パリの店を広げ ガブリエルの仕事は成功していきます
今こそボーイと結婚出来ると思う彼女なのに 聞こえてきたのは
ボーイの結婚話で 打ちのめされます 

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しかし やはり愛する人はガブリエルと気がついた ボーイは
大雨の中 猛スピードで自動車をパリに向かって走らせるのです

そして。。。ただ一人の愛する人を亡くしたガブリエルは
自分のために喪服を作るのでした 「リトル・ブラック・ドレス」です

15年ぶりのショーの失敗に ビジネス・パートナーのマルクは
引退を勧め シャネルの売却を考えるのですが
二回目のフッションショーをどうしてもやるとガブリエルは言うのです
「この私が引退する? 今まで何ひとつ諦めたことのない私が?」

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マルクはガブリエルの願いに応え ショーは大成功を収めるのです

『私は誰にも借りはない。私が感謝する相手は私だけ!
それが「シャネル」って名の重みよ! 』

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シャーリー・マクレーンの演技には 威厳と存在感がありました
自分の信念を貫く女性を 本当に魅力的に魅せてくれました
シャーリーの醸し出す今まで培ってきた人生の重みや
深みのようなものが シャネルの人生と重なり合うのです

上昇志向で自立していく若き日のシャネルを演じた
バルボラ・ボブローヴァも情熱的で印象的でした

1883年に生まれ 1910年に帽子店を開店
日本でいえば明治時代です そのような時代に
女性が女性を解放させていくファッションを生み出していき
デザイナーとして成功するのは 考えたらすごいことです

女性のファッションを 苦しいコルセットと動きにくいドレスから解放し
現代につながるスタイルへと変革した偉大な女性デザイナー
それが ココ・シャネルなのですね

ゆったりしたジャージー・ドレス 白いカメリアのブローチ
ツイード・スーツ 香水のシャネルNO.5が完成した逸話もわかります
シンプルな黒いドレスに真珠のネックレスの ココが好んだ
定番のコーディネイトは 私も昔の一時期お気に入りでしたっけ。。。

海と空はブルーというよりグレー砂浜はベージュ
憂鬱でぼんやりした風景の中に ぽつぽつと白い人
トーヴィルの海岸は 大好きな『ベニスに死す』のままの
色合いのが出てきて とてもうっとりとしました

私は特別にシャネルは好きなブランドではありませんが
今回 このブランドの歴史に触れて すごく興味がわいてきました
元々若かろうが年だろうが 好きなもの使っていいと思ってます
ただそのブランドが似合う女でありたいなぁと思います

最近のシャネルではなく 今回 画面の中に溢れていたシャネルに
とても惹かれました ビンテージ物をパリに探しに行きたくなります

そんな私のビンテージシャネルブツ(ただ若い時の物なだけ)

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こんなシャネル在ったのという地味なイヤリングです(笑)

これは 二年くらい前にあんまり変わってたからつい

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薬のカプセルのような物を安全ピンで留めるだけのブローチ
これを買う人間は 相当印象的だったらしく
とても安かったのに 顧客カードに記入にてと言われました(爆)

そして 一番好きなのは このバッグ

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ココの好きな物がハートの中に描かれています
ハートが大好きな私は 一目ぼれで買いました
何時までも このバックの似合うおばあさんでいたいです 



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【2009/09/17 13:27 】
色々映画の話 | コメント(8) | トラックバック(0)
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コメント
usakoさん、何時もながら力作ですね。
ストーリーも良く分かって、
簡単に映画館に行けないので、
こうして教えて頂くのは有り難いです。

でも一番は、usakoさんらしいシャネルです。
イヤリングのシンプルで優しい色あい、
カプセルブローチの楽しい事、
何と言ってもバック!
可愛すぎます。
こんなシャネルなら欲しいです。
【2009/09/17 19:29】
| URL | nabi #FcZfbeYc[ 編集] |
シャネルは憧れです。
全編にシャネルのこだわりのファッションが溢れ、
うっとり見ていました。
usakoさんのシャネルも、本当に可愛いです。
【2009/09/18 05:55】
| URL | 桃花 #halAVcVc[ 編集] |
この映画は、本当にうっとりしっぱなしの美しさで、とても素敵でした。
映画を観ていて、ガブリエルが物を作り出す過程に、usakoさんもこんなんかなぁとイメージを重ねていました。既成の概念にとらわれない所とか、いろいろ勉強になりました。
週末からうちの地元でもオドレイの方が始まるので、連休中に観に行こうかと企んでます。
【2009/09/18 08:07】
| URL | yonko #GfcxOkWw[ 編集] |
シャーリーマクレーンは、画像を見ても流石の貫禄です。
ブランド物には関心が無い方ですが、
お話読んだら、スゴイサクセスストーリーで、同じ女として、その生き方に興味が沸いて来ました。

カプセルのブローチは、シャネルがこんな風な物も作ると思って無かったので新鮮です。
これ見つけるusakoさんは、ただ者じゃありません。(笑)
【2009/09/18 09:26】
| URL | ちほ #PJakg2V.[ 編集] |
nabiさん こんばんは

あらら 何時もながらのあんまりの長文に 皆さんスルーされたかな(爆)
頑張って頑張って書いても反応少ないと 正直がっかりします
でも 又次も長々語ってしまうのです
もう性分だから仕方無いですね

私のシャネルブツは 大した物は無いのです
シャネルの中では 特別にチープなんですよ
【2009/09/18 23:07】
| URL | usako #dN1wHbUA[ 編集] |
桃花さん こんばんは

映画ご覧になったのですね
本当に素晴らしいシャネルが見れて大満足でしたね

私のシャネルブツはたぶんシャネラーと言われ人が見たら
鼻であしらわれるでしょう
でもまあ私はお気に入りなんですから良いけど(笑)
【2009/09/18 23:13】
| URL | usako #dN1wHbUA[ 編集] |
yonkoさん お付き合い有難うございました
本当に素敵な布やレース 宝石 を
ココは自分だけの物に作り上げる
魔法の世界を見ているようなうっとりの時間でしたね
これほどの才能は無いけれど 
物つくりに生きがいを感じる一人として
刺激的な 映画でした
【2009/09/18 23:20】
| URL | usako #dN1wHbUA[ 編集] |
ちほさん こんばんは

シャーリーマクレーンは 本当に其処に居るだけで 
存在感がスゴイです
是非映画館に見に行って下さいね
オドレイの方も明日から公開ですから
両方見てください
私も連休中にオドレイの方見たいと思ってます
【2009/09/18 23:27】
| URL | usako #dN1wHbUA[ 編集] |
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