音楽の持つ力(海角七号を見て)
今日は連休2日目 大名はゴルフだし
困ったちゃんは入院だし 自由な日曜日なので
かねてより行くつもりだった映画を見に出かけました
声をかけたら即答でOKの 中華迷仲間さん二人も一緒で
今年最初のちゅーぶ三人娘の顔合わせとなりました
映画の前にランチを 映画の後はお茶を楽しみ
楽しい満足な休日を過ごせました
見たのは↓

『海角七号:君想う、国境の南』
(海角七號 ハイジャオチーハオ)

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2008年台湾
監督 魏徳聖(ウェイ・ダーション)
出演 
范逸臣(ファン・イーチェン)= 阿嘉(アガ) 
田中千恵= 友子 
中孝介=本人と日本人教師
林宗仁(リン・ゾンレン)=茂(ボー)じいさん 
馬念先(マー・ニエンシエン)=馬拉桑(マラサン)
民雄(ミンション)=勞馬(ローマー)
應蔚民(イン・ウェイミン)=水蛙(カエル)
麥子(マイズ)=大大(ダダ)
林曉培(シノ・リン)=大大の母 明珠(ミンジュ) 
梁文音(レイチェル・リャン)=小島友子
馬如龍(マー・ルーロン)=議長

オフィシャルサイトはこちら



低迷を続けていた台湾映画
しかし この映画は台湾映画史上 歴代第一位の大ヒット作です
外国語映画を含めても 「タイタニック」に次いで
台湾歴代映画興行成績のランキングで2位になったのです

『台北でミュージシャンとして成功する という夢破れ 
台湾最南端に位置する故郷・恒春に戻ってきた青年 阿嘉(アガ)
南国の陽気に包まれ無気力な日々を過ごしていたが
郵便配達の仕事をあてがわれた
阿嘉は宛先不明の未配達の郵便物の中に 
日本統治時代の住所“海角七号”宛ての小包を見つける

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同封されていたのは 60年前 敗戦によって台湾から
引き揚げる日本人教師が 愛しながらも別れなければならなかった
台湾人女性を想って船上で綴った7通のラブレターだった
だが今は存在しない当時の住所を知る者は誰もいなかった

そんなある日 阿嘉は日本人歌手・中孝介を招いての町興しライブの
前座バンドに駆り出された オーディションで選ばれた少女から老人まで
即席の寄せ集めで練習もままならず やる気のない阿嘉の曲作りも難航

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売れない日本人モデルの友子は通訳兼世話役として 
前座バンドの面倒を見るハメになってしまうのだが阿嘉と衝突してばかり

ライブの日は刻々と近づいていた

バンドは無事ステージを務められるのか?

60年前の手紙は宛名の女性に届くのか?

南の空に虹がかかる時 小さな奇跡が起こる・・・』(パンフレットより)

今は亡き名匠エドワード・ヤンのもとでキャリアを重ねた魏徳聖監督
主役は映画初出演の台湾で人気のポップス歌手の范逸臣
本作の大ヒットで一躍トップスターに躍り出た日本人女優の田中千絵
日本人教師役と本人役の2役で出演の歌手の中孝介を始め
台湾で実際に活躍中の多くのミュージシャンが出演していました

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(ローマー ボーじいさん 阿嘉 マラサン カエル ダダ)
初めのうちは 次々出てくる登場人物の多さに話が粗く
期待して来ただけに あれれ。。。と思っていたのですが

無理やりに 地元の人間ばかりを集めた即席ロックバンドを
結成する事になり ドタバタのバンドの連中たちが可笑しくて
笑っているうちに 物語の面白さと 台湾の田舎町に暮らす人々の
素朴な優しい暖かさに惹き込まれていました

劇中音楽や最後のコンサートの場面
中孝介の「それぞれに」「野ばら」の場面等

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音楽が映画にものすごく力を与えていました
調べたら 脇のバンドのメンバーは
ほぼ全員がミュージシャンだったので納得です
茂じいさんは本当に国宝級の奏者だし

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ローマーは本当に台湾原住民で素晴らしい声です
大大の母親役のシノ・リンは「心動」の主題歌を歌ってるし

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とにかく最後のコンサートの素晴らしさに
思わず泣いていたのには ちょっと・・・
音楽って最高~っていう感動でした

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気になったのが 友子役の田中さんの日本語がちょっと変な事
台湾人の監督の演出のためか? 田中さんが下手 ?(失礼)
現在の「友子」の恋愛と 60年前の「友子」の悲恋が
何だか大して意味を持たない気がしたのは私だけ

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第二次大戦直後に 日本統治下から台湾が独立し
日本へと強制的に送還される男が 
駆け落ちの約束をした台湾の娘に残したラブレター

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愛する人を港に残して海を渡らなければならない男が
切々と想いを綴ったラブレター
忘れられない思い出と悔恨の情があふれています
この悲恋が 現代に生きる若者に影響を与えていくのが
この映画の見どころの一つだと思うのですが

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そこのところがもうひとつ描き切れていなかったように思い
少し残念でしたが 相対的にはとても良い映画でした

今年最初に見た映画ですが 清々しい気持ちでした
本当に音楽は良いなぁ・・と改めて思った日でした

原題の表記は『海角七號』で「号」が日本の旧字体に当たり
英語名は『Cape No.7』で両題名とも直訳すれば「岬七番地」です

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台湾の日本統治は 1895年の下関条約で清国が台湾を
大日本帝国に割与してから1945年の日本の敗戦までです

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【2010/01/10 23:59 】
色々映画の話 | コメント(10) | トラックバック(0)
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コメント
台湾で大人気で、私もレンタルになったら見たいと思ってる作品です。
音楽って本当に良いですよね。
出演の俳優さんが、実はミュージシャンとは知りませんでした。
やはり本物の力は違うのでしょう。
そういえば、彦ちゃんの「北京楽之路」も、
本物の北京のアンダーサウンドが、作品引き締めてましたよね。
【2010/01/11 08:20】
| URL | ちほ #-[ 編集] |
ちほさん これもしも見れたら大画面お薦めします
台湾の海の美しさや コンサートの迫力など違いますから

私も全く知りませんでしたが バンドのメンバーは
皆 音楽から演技の道に入った人ばかりで 音が違いますね

そうでした「北京ロック」もプロのバンドが
作品を引き締めていました
ひこがシンガーって 今から思うと冒険でしたね(爆)
【2010/01/11 11:46】
| URL | usako #dN1wHbUA[ 編集] |
usakoさん、昨日はありがとうございました
新年一発目に相応しく、良い映画でしたね。
主役の彼、素敵でしたし、もう一回観てもいいかなぁってくらいでした。
【2010/01/11 12:21】
| URL | yonko #-[ 編集] |
usakoさん、こんにちは。

やっぱり都会は良いですね、羨ましいです。
ここらでは運が良けりゃレンタルで見れるかな。v-356

予告編見たら、中孝介さんの声が素敵です。
音楽が良いのならサントラも魅力的でしょうね。
【2010/01/11 15:55】
| URL | nabi #FcZfbeYc[ 編集] |
>気になったのが 友子役の田中さんの日本語がちょっと変な事

早口過ぎて聞き取れませんでした。
字幕が欲しい~。
日本の俳優さんカツゼツ悪すぎって、
いつも思います。

>現在の「友子」の恋愛と 60年前の「友子」の悲恋が
何だか大して意味を持たない気がしたのは
私だけ

はいはい、アタシも!
バンドの成長の部分が良かったので、全部見終わると、
手紙の話も恋愛話も、要らないんじゃない、って思いますよね。
【2010/01/11 16:09】
| URL | 多謝。 #SO3OMlUc[ 編集] |
yonkoさん こんばんは

もう一回観てもいいかなぁってくらいに気に入ってもらえて良かったです

新年最初の一本としてはベストでしたね v-221
【2010/01/11 20:56】
| URL | usako #dN1wHbUA[ 編集] |
nabiさん こんばんは

レンタルで見れると良いですね
色々書きましたが やはり見て欲しい作品のひとつです

中孝介さんの歌は 大自然に似合っていますね
実はこんなにアジアで人気があると 知りませんでした(笑)
【2010/01/11 21:20】
| URL | usako #dN1wHbUA[ 編集] |
多謝。さん こんばんは

やはり気になりましたよね
そうか早口過ぎたので 判らなかったのか(爆)
バンドの成長の部分>すごく楽しくて良かったですね
バンドの皆さん個性的な人ばかりでしたが さすが音は素敵でした
【2010/01/11 21:43】
| URL | usako #dN1wHbUA[ 編集] |
楽しく観れたのですが
半端な内容(?)と田中さんに
字幕を!と思ってしまったのは
私だけではなかったのですね(笑)

確かに、早口でしたよねv-12
台湾ののんびりさと美しい海と
男臭い阿嘉にうっとりでした(爆)
日本人はキレやすいという
イメージがあるのでしょうかねぇ?
怒ってばかりでしたもん>田中さん。
【2010/01/12 01:50】
| URL | Rio #-[ 編集] |
Rioさん こんばんは

期待しすぎた所為かもしれませんが
60年前のラブレターから 切実な想いは伝わりませんでした
でも楽しいキャラクターの面々が良い味出してて
音楽の持つ力もあって娯楽映画としては楽しかった

田中さんは本当に字幕が要りますよね
(笑)
阿嘉は確かに魅力的でした 
【2010/01/12 23:16】
| URL | usako #dN1wHbUA[ 編集] |
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