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これこそ反戦映画
もう皆様お忘れかと思うのですが・・・

第60回ベルリン国際映画祭 最優秀女優賞受賞記念 
「キャタピラー」先行上映会&舞台あいさつ が
6月24日(木) 14:00~地元のウィルあいちホールで
開催されて 私はワクワクして見に行きました

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その時の感想を載せようとして 無くなってしまい
がっかりの余り すっかりやる気が失せ 
まあ丁度ひこ記事も毎日のように有り そのまま放置してました

ふと気付いたら もう一般公開も始まりました 

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映画 『 キャタピラー 』 
[2010年日本] R15+

【2010年8月14日より公開中】(84分)

監督 若松孝二 脚本 黒沢久子,出口出

【キャスト】
寺島しのぶ,大西信満,吉澤健,粕谷佳五,
増田恵美,河原さぶ,石川真希,地曵豪,ARATA,篠原勝之

忘れるな、これが戦争だ……

戦争とは、

人間が人間に、犯され、切り刻まれ、焼かれることだ。

人が、人を、犯すことだ。
人が、人を、切り刻むことだ。
人が、人を、焼き殺すことだ。

(あらすじ)
巨大なキノコ雲の、あるいは降り注ぐ焼夷弾の、
あるいは大量虐殺の、その下に潰される前、
灯りの灯った小さな家々には、
男が、女が、年寄りが、子どもがいた。人間がいた。
食べて、寝て、食べて、寝て、食べて、寝て…。

傷痍軍人が、帰還した。
勲章をぶら下げ、軍神となって。
妻を殴ったその手も、妻を蹴り上げたその足も、
戦地で失い、頭と胴体だけの姿になって。
―銃後の妻の鑑たれ。家庭は最後の決戦場なり。
口もきけず、耳も聞こえず、身動きできない体となっても
男の性欲は変わらなかった。女は毎日、男の上にまたがった。
口に粥を流し込み、糞尿の世話をし、男の下半身にまたがり、
銃後の妻の日々は過ぎていく。
食べて、寝て、食べて、寝て、食べて、寝て…。
稲穂が頭を垂れる秋、そして冬から春へ。

敗戦が色濃くなっていく中、
男の脳裏にフラッシュバックしてきたのは、
かつて、大陸で犯した女たちの悲鳴、
刺し殺した女たちのうつろな目。女たちを焼き尽くす炎。

1945年8月15日。男に女に、敗戦の日が訪れた――――。

( チラシより )
生しのぶさんは すごく綺麗な女優さんでした
本人は美人じゃないとよく仰いますが
トンデモナイ キラキラ女優オーラが輝いてました
「きれいねぇ~」口うるさそうなおばちゃん達が思わずため息

作品の中では 殆どスッピンかと思えるメイクでしたが
この映画 何しろ低予算なので 自分でメイクさせられたと
苦笑するしのぶさんでした

監督含めスタッフ15名で 12日の撮影期間で作りあげたのです
一人何役もは当り前 梨園に生まれ着物の着付けはお手の物
メイクも着付けも主演女優が一人でしたのです
監督もしのぶさんも笑ってましたが 如何に大変だった事か・・・ 

久蔵役の大西信満さんは 画面の中のあの鬼気迫る姿は微塵も無い
大人しい実直な感じの男優さんで 監督命って感じがしました
両手両足を切断して胴体だけは 後ろ手縛りして
床に穴あけて脚は入れて 後は特殊メイク・・・だったとか
CGはお金がかかるから無理・・・って監督は簡単に藁ってらしたけど
とんでもなく大変な苦痛を伴う撮影だったと思われました
劇中 悪夢にうなされのたうち回る狂乱のシーンがあるのですが
監督も驚いてしまう 本当に頭を縫う程の血まみれの入魂の演技です

その横で「芋虫ゴロゴロ♪」と歌う様に呟くしのぶさんのすさまじい事

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若松監督は想像してたより 柔かいおっさんな感じでした
勿論作品を語り出したら ひこも真っ青な位饒舌(笑)
喋る 喋る 喋くりまくり それだけ思いが溢れてるのです

あらゆる人に見てもらいたい
とにかく見て考えて欲しい

監督は何度も繰り返してらした

これからも良い映画作るから
この映画一人でも多く見て俺にまた次の映画撮る資金くれ

軽口叩くように笑ってらしたけど
この映画 今回しのぶさんのベルリン映画祭受賞という
勲章がついたから 人も呼べるけど 正直
決して見てて楽しいとか 幸せな気分にはなれない
感動して涙が出るには甘さが足りない

目をそらしたい様な現実 逃げ出したい様な日々
殆どを主演の二人だけ それも二人の性生活が赤裸々

でも一瞬たりとも目をそらせ無かった
眠くて堪らなかったはずなのに 眠気は吹き飛んでた

とにかくしのぶさんの演技力のすごさに脱帽しました
ご褒美もらえて本当に良かったです

色々書いても やはり見てもらうのが一番
見て一人一人 戦争を考えて欲しいですね



色々反戦映画は有るけれど
監督の反戦は筋金入り 甘さや涙を期待したら
大間違いだけど がーんとなる事は間違いなしです


公式サイトはこちら 全国回りますのでお近くに来たら是非 


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【2010/08/16 00:38 】
日本映画 | コメント(6) | トラックバック(0)
<<暑いです~冬の旅行の話でも(爆) | ホーム | 宵まつりにお出かけ>>
コメント
ああ、昨日、娘とも見たいね、って話してたんですよ。

usakoさんのブログを読んで、ますます見たくなりました。

ありがとうございます。
【2010/08/16 09:03】
| URL | やっほー #-[ 編集] |
ご無沙汰してます。

中々コメント書けなかったのですが、
今日は少ないので、私のひと言でも。

がつんと来るものを見た映画です。
淡々とただ二人の日常を描くのみなのに、
この重い作品は何なのでしょうね。

寺島しのぶの演技の文句なしの素晴らしさよりも、
夫・久蔵役の大西信満の文字通り体当たりの演技に感動すらしました。
【2010/08/16 21:12】
| URL | megu #gE./HRlE[ 編集] |
usakoさん、おはようございます。

若松監督の作品は見たことが無いのですが、
レンタルになって、田舎町でも見れるようになったら、
必ず見たいと思います。

最近、しのぶさんはTVですごく良く見ますね。
やはりベルリンの力は凄いのですね。
【2010/08/17 10:06】
| URL | nabi #FcZfbeYc[ 編集] |
やっほーさん こんばんは

これ すごく硬派な映画だと思います
一見ピンク映画まがいのシーンでもね

しのぶさんのプロ根性に脱帽します
益々好きな女優さんになりました
【2010/08/18 01:13】
| URL | usako #dN1wHbUA[ 編集] |
meguさん こんばんは

ありがとうございます
ご覧になったのですね

監督の本気の反戦思想が籠ってるから
すごく重く 苦しい作品だと思いました
連合赤軍の時もそうでしたが
見ているのが辛くなるのに 目が離せないです

大西信満の文字通り体当たりの演技に感動すらしました
>今回の大西さんにも主演男優賞あげて欲しいですね
【2010/08/18 01:19】
| URL | usako #dN1wHbUA[ 編集] |
nabiさん こんばんは

この作品は半年もすればレンタルで見れるでしょう
是非みて 戦争の愚かさを考えて下さい

そうそう あちこちで見ますよね
賞の力って凄いです 
終戦や反戦とか 時期的にも成功でしたね
【2010/08/18 01:24】
| URL | usako #dN1wHbUA[ 編集] |
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