春の酔い「スプリング・フィーバー」
12月の旅行の後遺症でずーと仕事に追われ
土曜日も仕事に出て やっとの年末年始休みも
大掃除に追われ 家事に追われ・・・
碌に休みを実感する事無くきたので
三連休初日の今日は前から映画鑑賞と決めていました

何を見るかは少し迷いました
「モンガに散る」は東京国際の時から見たかった作品です
でも結局「スプリング・フィーバー」にしました
決め手の公式サイトはこちら

『狂おしいほどの欲望と絶望
移ろい 漂う 心と身体』
これを確かめたくて決めました(爆)

ダメ元で声をかけた中華迷仲間さんもOKで楽しくご一緒に

「スプリング・フィーバー」(春風沈酔的晩)

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第62回カンヌ国際映画祭脚本賞受賞
監督 ロウ・イエ
出演 チン・ハオ チェン・スーチョン タン・ジュオ
ウー・ウェイ ジャン・ジャーチー チャン・ソンウェン
脚本 メイ・フォン

2009年のTOKYO FILMeXで『春風沈酔の夜』というタイトルで
日本初上映された後、2010年の東京国際レズビアン&ゲイ映画祭で
主演俳優が来日した上で上映されたのが、
中国のロウ・イエ監督作品『スプリング・フィーバー』

中国電影局の許可なく前作「天安門、恋人たち」を
カンヌ国際映画祭で上映したため、5年間の映画制作・
上映禁止処分を受けたロウ・イエ監督が、
家庭用デジタルカメラでゲリラ的に撮影を敢行。
現代の南京を舞台に、男女5人の揺れ動く想いを描くラブストーリー。
メイ・フォンが第62回カンヌ国際映画祭脚本賞を受賞。

現代の中国・南京。女性教師リン・シュエ(ジャン・ジャーチー)は、
夫ワン・ピン(ウー・ウェイ)の浮気を疑っている。
リンに調査を依頼された探偵ルオ・ハイタオ(チェン・スーチョン)は、
その相手がジャン・チョン(チン・ハオ)という青年であることを突き止める。
リンとワンの夫婦関係は破綻し、ワンとジャンの関係も冷え込んでいく。
一方、ジャンとルオは惹かれあっていった。
ジャンとルオと、ルオの恋人リー・ジン(タン・ジュオ)
奇妙な三人の旅が始まった……。
以上goo映画より

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始めはデジタルカメラの手ぶれ画像の揺れで酔うかな~と思いました(笑)
でもこの不鮮明な青暗い不安定なカメラワーク
だからこその映画でもありました
いつも曇りか雨で湿った空気感の中の
南京の街で生きる男女5人の 愛ゆえに傷つけあう想いを 
生き生き感じれた気がします

冒頭の 車に男二人が乗って走ってくるシーン
男二人が外に出て来てじゃれあうようなシーン
続く 部屋の中の男二人のベットシーン
を見ながら 頭の中に浮かんだのは
「まるでブレノスアイレス」という言葉(笑)
ただレスリーとトニーでは無く
チャン・チェン似の男ともう一人の男でした(爆)
このもう一人ののウー・ウェイ 1982年生まれらしいが
1974年生まれのひこより若いとは思わなかった
実は一番若く見える童顔のチェン・スーチョンが1977年で年上
そして主役のジャン・チョン役のチン・ハオは1978年生まれ
特に右からの横顔がとてもチャン・チェンに似ているのです
ちなみに彼は「藍宇」のイエ君と中央戯劇学院の同学とか 
チェン・スーチョンも 中央戯劇学院スゴイぞ(笑) 

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見終わって・・・
曇硝子の様なザラザラして・・・くっきりとは捉えにくい・・・
モヤモヤとした気持ちが残って上手く消化できない・・・
一回見ただけではこの映画はわからない・・・ 
そんな難しい印象を持ちました 二回目を見たい気がしました

でも胸をえぐられるような切なさは判りました
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(このゲイバーで歌う歌は お友達がジェイの歌みたいと言ってたのですが 
正に周杰倫の「迷迭香」でした 流石!)

それは 恋人の自殺を知ってゲイバーの歌手の扮装のまま
店の片隅で泣き崩れるジャン・チョンの姿に

何となく感じてた男ふたり(ジャンとルオ)の関係を
二人のキスを見て確信したリー・ジンが
ひとりカラオケの部屋で歌い泣く姿に
更にそうと気づいて後を追い 無言で手を差し延べるジャン
更に入って来て歌うルオ・・・三人の姿に感じました

このカラオケシーンは絶品で 歌う「那些花儿(あの花たち)」
とても気になったので調べました
歌っているのは朴樹(プー・シュー)



この凄く切ないシーンに 良く似合ってます

同じ女として 感情を爆発させる妻のリン・シュエの怒りは
よく判りました それが自然だろう
夫の恋人が男だなんて 馬鹿にしないでよダ!

所々引用されていた郁達夫の言葉をじっくり読みたいと
国文学科卒としては 思いました(笑)
例えば「雲の切れ間から一つ二つ星が見えるが
星の近くに黒々と広がる空の色は
無限の哀愁を含んでいるように見える」

この映画もう一回見たら絶対に嵌りそうな予感はあります

帰りに美味しいおやつを食べて お喋りを楽しみ

アップルパイのアイスクリーム添えとカフェで元気一杯で帰りました

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やはり映画は映画館が一番ですね 

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【2011/01/08 23:37 】
中国映画 | コメント(14) | トラックバック(1)
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コメント
この作品、JAYの音楽が使われてる、というので見たくなってます。

でも、そんなあたしの単純な興味と裏腹に、作品自体はとっても深いのですね。

そうそう、映画は映画館が一番ですよね。
スクリーンは大きいし、何より見てる方の集中の仕方が違うもの。

そして、そのあとで美味しいおやつも付いたらいうこと無し!です。v-410
【2011/01/09 09:14】
| URL | やっほー #-[ 編集] |
私も見てきましたが、「天安門ー」の時は、全く感情移入できなくて駄目でしたが、今回は結構気に入りました。
ただ画面は疲れますよね、とにかく暗いから目がしょぼしょぼになりました。
是非二回目チャレンジして、大いに嵌まって語って下さい。(笑)
【2011/01/09 12:04】
| URL | keite #-[ 編集] |
おお!やっぱり、えがったのね~!
Pもお友達のブログパーツで見てから、絶対、観たいと思ってたの~(≧▽≦)
姐様の感想を読んで、コレは自分の目&野生の勘に狂いはなかったと思ったぞ(笑)
って、単にゲイ的電影は無条件で好きなんですけどねぃっ(爆)

ブツになるかな~、日本語字幕で観たいし!
姐様、買ったら、貸してね!きっと買うと思うから~(爆)←って、自分で買えよ~ww
【2011/01/09 15:59】
| URL | パブロ・あいまーる #iU4puUNs[ 編集] |
usakoさん、昨日はありがとうございました

やはり良い映画というのは、好き嫌いに関係なくあとからじわじわと残るものですね。

こういった詩情のある映画は大好きです。

またよろしくお願いします。
【2011/01/09 21:00】
| URL | yonko #-[ 編集] |
やっほーさん こんばんは

この作品、JAYの音楽が使われてる、というので
>あら既に有名な話だったのですね(笑)

う~ん 良い映画必ずしも判り易いわけでは無いですね
正直見た直後は なんか納得出来ない気持ちで外に出ました
後からじわじわくる感じです(笑)
【2011/01/10 00:16】
| URL | usako #udg4x/Zk[ 編集] |
keiteさん こんばんは

「天安門、恋人たち」よりも私もこちらがグッと来ました

この暗い画面に 暗いと一層見にくいアレの私は四苦八苦(笑)

二回目はレンタルになるかな~
【2011/01/10 00:23】
| URL | usako #udg4x/Zk[ 編集] |
Pさん こんばんは

単にゲイ的電影は無条件で好きなんですけどねぃっ
>ははは実は私もそうなの 
何しろゲイ映画でひこに転がったから

そうね~ブツ買うかな~男二人は好みなんでけど
一人普通の人が・・・(笑)
やはり 綺麗な男にしか目がいかないのよね~
【2011/01/10 00:30】
| URL | usako #udg4x/Zk[ 編集] |
yonkoさん こんばんは

昨日は楽しかったです 有難う~

確かに何だか 感想書いたら
自分がえらく気に入ってる様子です(笑)

こちらこそ また行きましょうね
【2011/01/10 00:38】
| URL | usako #PJakg2V.[ 編集] |
usakoさん、TBありがとうございました!
この作品、手放しで好き好き大好き!と言うタイプの作品ではないのですが、
なぜか後でじんわりときますよね。
で、あ、やっぱり気に入ったのかな?と。
絶対に相手の後を追わないジャンが元恋人の死を知って
泣き崩れる場面ではふいをつかれました。
人間ってやっぱり一筋縄ではいきませんね・・・。
英文科卒の私でさえも郁達夫の作品を読んでみたくなりましたー。
【2011/01/14 20:46】
| URL | sabunori #JalddpaA[ 編集] |
sabunoriさん こんばんは
TB有難うございます
sabunoriさんのレビューを見無かったら 行かなかったので感謝です

そう 不思議な 後からじわじわ沁み込んで来るような とても気になる映画でした

心を鷲掴みされるような印象的なシーンが 後から効いてきました(笑)
【2011/01/17 23:38】
| URL | usako #udg4x/Zk[ 編集] |
今頃のコメントですが…
この映画、フィルメックスで鑑賞し少々嵌ってしまい、「春風沈酔の夜」が収録されいる郁達夫選集なども購入してしまったのです。
言葉で説明するのは難しいですが、この映画の持つ何とも言えぬ雰囲気に魅せられてしまいました。

>この映画もう一回見たら絶対に嵌りそうな予感はあります。
一緒に嵌りましょう(?)
【2011/01/24 22:48】
| URL | チャオシュエ #nmxoCd6A[ 編集] |
チャオシュエさん こんばんは

ええ 後ひく映画ですね

ちょっと張震似の彼を思い出してたら
ひこと張震で「ブエノ」みたいな
男達の愛の映画見たくなりました
案外に泣いてるひこも似合って良いもんですよ(爆)

差し当たり嵌る為にDVD手に入れるとしますか(笑)
【2011/01/26 22:47】
| URL | usako #udg4x/Zk[ 編集] |
こっそり^^;スルーしてもいいからねぃっ(^^ゞ

そうそう!コレ歌うところ、切なかったの(/-\)
いい歌と思ったの!
姐様、調べてくれて、ありが呉ー!(笑)

ヂョシが歌って、次、声だけ聴こえて、
さっきのじぇるんの歌は、チョウ下手だったのにw、
ジャンってば、ちゃんと歌えてるじゃんwと思ったら、
ハイタオが歌ってて、「(゜ロ゜)」だった(爆)
で、次に歌ったジャンは、やっぱり、ね(苦笑)

いやはや、まいったな~、何をこんなに語ってるんだろ、オレ┐(^-^;)┌
はまったんかな~、病み上がりなのに?病み上がりだから?
つまり、まだ病んでる?(爆)
【2011/05/14 00:20】
| URL | パブロ・あいまーる #iU4puUNs[ 編集] |
Pさん おはようございます

おやおや相当嵌りましたね(笑)

病み上がりだから?まだ病んでる?(爆)
>ええまだ病んでます(きっぱり) 
心が弱ってる時は
こういう切ない愛情の作品は
入り込みますね
良いのよ 入り込んでどっぷり浸かってね

歌の力もありますね 
歌も映画も生きていくのに必要ね
【2011/05/14 09:56】
| URL | usako #udg4x/Zk[ 編集] |
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スプリング・フィーバー
中国の南京。 ジャン・チョン(チン・ハオ)とワン・ピン(ウー・ウェイ)は互いに惹かれあい 逢瀬を重ねていた。 夫ワン・ピンに浮気の気配を感じた妻は探偵ルオ・ハイタオ(チェン・スーチョン) を使い夫の恋人を突き止める。 妻への発覚をきっかけに一方的にワン... 龍眼日記 Longan Diary【2011/01/14 20:32】
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