春が待ち遠しい日々
暦の上では明日は「雨水」
降っていた雪が雨へと変わり 積もった雪も解ける頃・・・

現実は
今週末日本列島を襲った大寒波の影響であちこち大雪の様子
この辺りは雪は降りませんが 強い風の冷たさに
思わず前屈みになってしまいます

今年は実家の庭の早咲きの河津桜もまだ固い蕾の状態

Image589.jpg

例年ですともう咲き始めている頃なのですが・・・
各地の梅の開花も大幅に遅れているようです

明日の雨水には雛人形を飾り ちびうさの成長を祈ります
本当は初節句の雛人形を用意する予定でしたが
今年は急に決まった引越しの準備の為 
飾る余裕が無いので 来年まで延ばしました 
手作りの可愛い染め花の親王飾りを ささやかに飾ってやります

昨夜は久しぶりにベットで読み物(夜は特に目がアレなのですが
お風呂に入りコンタクトを取れば裸眼は何でも見える目なのです) 

『陰陽師 玉手匣 1』 岡野玲子著(原案 夢枕獏)

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1993年から2005年にかけて発表された「陰陽師」(全13巻)の続編
まさか完結から6年後に続きが出てくるとは思わなかったので
月刊誌で連載が始まってからは 前作同様立読みして(笑)
単行本になったら購入するというパターンで
昨日本屋に行ったところ 新刊コーナーに見つけたのですぐ買いました
雑誌HPはこちら

内容は以下を参考に
「夢枕獏の小説を原案に、希代の陰陽師・安倍晴明が平安京に起こるさまざまな怪異を鎮めたり、友人の源雅博と交流するストーリーを描いた漫画版「陰陽師」が完結して6年。岡野玲子がふたたび筆を執って描き始めた新シリーズは、妻の真葛や少年となった子の朔らを加え、ゆったりとした展開のなかで不思議な物語がつづられる。謎めいた女に家へと招き入れられ、愛し合うようになった男が、女性の失踪を受けて走り回るうち、身を変化させていくエピソードや、朔が東寺を訪ねて仏像などに感激するエピソードを収録。幽玄の岡野ワールドを楽しめる。」(SANKEI EXPRESS)
先ず 最初何か違うなぁと違和感が・・・
岡野玲子の描線はもっとシャープだった気がしました

今回から絵が筆(鉛筆?)描きでソフトな印象なのです
個人的には「陰陽師」の時の硬質な線の方がしっくりします

でも正直なところ 前作の後半(10巻くらいからかな)は
内容が専門的過ぎて理解できない領域に行ってしまったので
お話についていくのが大変で殆ど半分も判らなかった
でも洗練された絵や硬派で神秘的な表現に魅せられて 
雰囲気だけで読み進んでいたんでしたっけ(笑)

比べるとこのシリーズは読みやすいですね
最初の頃の楽しい感じが戻って来たようでワクワク
タッチのソフトさもそういう点では合っているようです

それにしても作中の聞き手がマキモノ(巻物)という発想は楽しい
勿論語り手は晴明の奥方の真葛ちゃん

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最強最高のコンビで もうこれだけでこのシリーズ大好きです(笑)

三と五は清明と真葛の子 若子(朔ら)が主役のお話

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東寺・講堂内の仏像と対話する若子が愛くるしい
あの父母から生まれただけあって 若子は小さいのに
大日如来さんに挨拶して宇宙を飛んでる気分になったり
空海や密教とのつながりも気になります

この先も真葛の玉手匣からどんな物語が飛び出すのか楽しみです

それにしても 岡野玲子の紡ぎ出す言葉の美しさ・・・ 
絵の美しさ・・
二つが重なり合ってどこまでも美しい世界が広がって・・・
淡い霞のような世界感にうっとりします

DSCF1609.jpg

元から偏狭なブログなんだけど 今日は何人ついて来れるのかな(笑)


なお画像は『陰陽師 玉手匣 1』より写しました 

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【2012/02/18 21:53 】
うさぎの話 | コメント(10) | トラックバック(0)
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コメント
本当に今年の冬は辛いです。
東北の大雪の方々のご苦労を思うと、
都会で何寝言言ってるんだと怒られますが、
本当にもう冬は十分です。

雨水の日にお雛様を出すって、そういえば母が昔張り切ってました。
私も小さな飾りを出して、春を迎えるとします。o(^-^)o
【2012/02/19 08:01】
| URL | ちほ #-[ 編集] |
陰陽師、あまりにすごい展開になって
途中でザセツしてしまいました(汗)
最初の頃は好きだったんですけどねえ。
やっぱり10巻あたりがカベですよね(泣)

絵は昔の絵も今の絵もいいなあ、と思うのですけど。

花花と「秘密」を読みたくて
メロディはずっと買っているのですが
これはとばしていて読んでません(汗)
またマキモノくんが出ているなら読んでみようかな(笑)

>今日は何人ついて来れるのかな
なかなかコメントできませんがいつまでもついていきますよ~
ぜんぜん、偏狭じゃないですよv-238

・・・ウチは偏狭なうえ辺境というか魔境というか
ほとんどついて来る人がなく
いちぶの愛ある知人以外はほとんどコメントもないですが
BLOGって自分のために好きなことを
書いてる、という気持ちでやってないと
やってられないよね、と開き直っています。

usakoさんを目標に今年はできるだけ
更新してレポが書けるように頑張ります。←本当か~(汗)
【2012/02/19 08:19】
| URL | grace #5zcN.rTA[ 編集] |
此処でusakoさんと、岡野先生の「陰陽師」について語れるとは、正直その興味の広さ深さに脱帽です(笑)。
私も何処までもついて行きますよ。

新作が出ていたことを実は知りませんでしたので、
早速本屋に行き手に取ってみます、楽しみです。
【2012/02/19 12:25】
| URL | えり #-[ 編集] |
連投してついていかせていただきますです(笑)。

『陰陽師』大好きです。(夢枕獏さんの原作も)
刊行当時ははまりまくってしまい、京都に行けば晴明神社におまいりしたり、一条戻り橋あたりをうろついてみたり、挙げ句晴明と博雅が訪れた室生の龍穴までひとりで行ってみたりしました(笑)。
お話はおっしゃるようにどんどんヘヴィーになっていき、ラストらへんは読みながら晴明がいたいたしく、つらくてならなかった記憶があります。新刊が出たのは知っていましたが、昔のイメージが変わっちゃうのが怖くてまだ買っておりません。こうしてみるとほんとに絵が変わられましたねえ。真葛が真葛じゃないみたいです(笑)。でもこの鉛筆のタッチも、それはそれで趣があっていいですね。
【2012/02/19 18:18】
| URL | レッド #dTuPVub2[ 編集] |
あたしも岡野さんの読んでた時期、ありました。
usakoさん、お好きなんですね。

あたしはもともと陰陽師なるものをしったのは、京極さんからなのですが。

【2012/02/19 20:31】
| URL | やっほー #-[ 編集] |
ちほさん こんばんは

本当に大雪で苦しんでる方が
大勢いらっしゃる今年の冬ですね
もうそろそろ勘弁して欲しいです

私も小さな飾りを出して、春を迎えるとします
>私もせめて此処だけでも春をと
小さな飾りを作りました
【2012/02/19 21:50】
| URL | usako #udg4x/Zk[ 編集] |
graceさん こんばんは

来て下さると嬉しいなと思ってました!

やっぱり10巻あたりがカベですよね(泣)
>もう用語の意味がチンプンカンプン(笑)

花花と「秘密」を読みたくて
メロディはずっと買っているのですが
これはとばしていて読んでません(汗)
>まあ勿体ない事(笑) 私も清水さんの絵は大好きです 花花も勿論立読みしてます(爆)

・・・ウチは偏狭なうえ辺境というか魔境というか
>素敵魔境憧れる~映画や漫画や本の好きな方はちゃんとご覧になってますよ
私も中々コメント残せないのですが欠かさずお邪魔してます

お互い好きなものだけ語って参りましょう♪
【2012/02/19 22:11】
| URL | usako #udg4x/Zk[ 編集] |
えりさん こんばんは

おや岡野さんのまんがお好きですか
嬉しい同士ですね

新作が出ていたことを実は知りませんでしたので、
>まさかと思いますよね 夢枕先生からオファーがあったそうです

今のところ読みやすいです(笑)
【2012/02/19 22:42】
| URL | usako #udg4x/Zk[ 編集] |
レッドさん こんばんは

まあ続けてついてきて下さって有難うさぎ

私もこれでどっぷり陰陽師というものにハマりました
元々京極堂も好きだったのですが(笑)

室生の龍穴までひとりで行ってみたりしました(笑)。
>素晴らしい!若い頃室生寺までは行った事がありますが
まだ晴明に目覚めて無い頃で其処までで帰りました(泣)
ところで名古屋にも晴明神社がありますけど 
遊びにいらっしゃいませんか(笑) 

【2012/02/19 23:10】
| URL | usako #udg4x/Zk[ 編集] |
やっほーさん こんばんは

私も実は京極堂の方が先ですね

岡野さんはモッ君で映画化された「ファンシィダンス」からお気に入りですが
「陰陽師」で倒れました(笑)
【2012/02/19 23:15】
| URL | usako #udg4x/Zk[ 編集] |
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